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受かる履歴書の書き方講座

看護師の履歴書は職歴をアピール

職歴欄の書き方

職歴欄の書き方

看護師の履歴書で実績をアピールするには、職歴欄をしっかり作り込むことが大切です。職歴欄は一見ただ事実を書き連ねるだけの場所に見えますが、書き方や内容次第で印象を大きく変えてしまう可能性がある場所でもあります。

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本来職歴欄で書かなくていいものとは

本来職歴欄で書かなくていいものとは

「職歴とは一体どこからどこまでを指すのだろう」と悩む人は少なくありません。正社員としての実績が少ないと、パートやアルバイト経験も職歴に入れたいと思うことがあるでしょう。原則として、アルバイトは職歴にはなりませんが、職歴として通用する場合もあります。アルバイトが職歴として通用するのは、新卒者が社会経験をアピールしたい場合、責任あるポジションを任された経験がある場合、特殊性、専門性の高いアルバイト経験がある場合などです。看護師は専門性が高い職種ということになるので、パートやアルバイトの経験であっても職歴としてアピールすることが可能です。

看護師ならではの職歴欄

看護師ならではの職歴欄

一般的な職歴で記載する「入社・退社」の部分は、病院に勤務した看護師の場合「入職・退職」という表記になります。職務経歴書を添える場合、実績や経験、スキルなど細かい情報は職務経歴書のほうに書くことになるので、履歴書には概要だけを簡潔に書くようにしましょう。退職理由については、会社都合なのか自己都合なのかを明確にしておきましょう。会社都合なら「病院都合により退職」自己都合による退社であれば、「一身上の都合により退職」と書いておけば大丈夫です。病院内で在籍する診療科を移動したことがある場合は、移動年月と配属した診療科についても書いておきましょう。職歴がいくつかあり、その中に看護師以外の職種が含まれている場合は、「事務職として」「営業職として」「販売職として」など、職種を書き添えます。看護師としてのブランクがある理由については、職務経歴書に記載すればいいので履歴書に詳細を書く必要はありません。

非正規雇用としての職歴やすぐに退職した職歴

非正規雇用としての職歴やすぐに退職した職歴

パートやアルバイト、派遣として看護師の仕事を経験している場合、「〇〇病院にてパート勤務」のように、パートやアルバイトであることが履歴書を見てすぐわかるようにしておく必要があります。派遣会社に登録している場合、まず派遣登録年月と登録会社について記載し、それ以降に派遣先のことを書きます。3ヶ月未満で退職した職歴については、職歴として記載しなくてもよいとアドバイスされることがあるかもしれませんが、どれだけ短くても職歴は職歴として履歴書に記載しておくことが基本です。経歴を偽ったことが採用後に発覚すると、解雇されたり損害賠償を求められたりと問題が大きくなってしまうことがあるので注意が必要です。

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  • 転職エージェントに添削してもらう

    履歴書の添削をしてもらうなら、履歴書を普段から見慣れている人に見てもらうのが最も合理的です。ハローワークを利用することもできますが、看護師の履歴書なら看護師転職に詳しい専門エージェントに添削してもらったほうがより濃い情報をもらうことができます。履歴書についてエージェントに相談すれば、合わせて看護系の仕事探しについての相談もできます。専門エージェントなら非公開求人の紹介も受けられるのでおすすめです。

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  • 職歴欄の書き方

    履歴書にはそれぞれ書き込むべき項目が用意されているので、項目に沿って自分のことについて書けばそれなりのものが完成しますが、戦略抜きで書いた履歴書で採用担当者の心をつかむことは難しいでしょう。同じ履歴書でも、パートやアルバイトの書き方と正社員の書き方は違いますし、書くべきことや書かなくていいことも違います。看護師の場合は専門性が高い職種なので、履歴書に関する一般論をそのまま当てはめればいいとも限りません。

    アピールできる履歴書 職歴欄の書き方